共同相続人が相続分と異なる遺産分割協議をしたときは詐害行為取消権行使の対象となりうるとされた事例(最高裁平成11年6月11日判決)
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本橋 光一郎
遺言書の破棄、隠匿がなされたとしても、相続に関して不当な利益を得る目的(=いわゆる『二重の故意』)がなかったときは、相続欠格者には当たらないとされた事例(最高裁 平9.1.28判決)
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本橋 光一郎
真正相続人の有する相続回復請求権の消滅時効が完成する前であっても、相続開始後に相続財産である不動産の占有を継続するなどした表見相続人による取得時効が認められた事例(最高裁R6.3.19判決)
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本橋 光一郎
被相続人の生前に払い戻された預貯金の一部について、被相続人が認めていた範囲を逸脱した過剰な取得であるとして、損害賠償請求が認められた事例 (東京地裁令和2年3月9日判決)
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本橋 光一郎
遺留分減殺請求権が行使されたとしても、遺言執行者は、貯金債権の全額の解約・払戻しを請求できるとされた事例 (高松高裁令和3年6月4日判決)
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本橋 光一郎
遺産分割審判前の保全処分の申立てが認められなかった事例 (東京高裁令和3年4月15日決定)
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本橋 光一郎
『生前出金』『死後出金』の不当利得返還請求権と権利行使できる権利割合について判断した事例(東京地判令和3年9月28日)
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本橋 光一郎
預金契約に譲渡禁止特約がある場合、預金債権の死因贈与を受けた受贈者は原則として預金債権を取得できないとされた事例【東京地裁令和3年8月17日判決】
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本橋 光一郎
遺産分割未了の確認をした調停調書が作成されている場合に、遺産分割協議の不存在の確認を求める訴訟が認められた事例【東京地判 令2.12.17】
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本橋 光一郎
封緘されていない封筒に収められていた3枚の便せんからなる自筆証書遺言について、無効であるとされた事例【東京地判令2.10.8】
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本橋 光一郎