負担付遺贈の受益者が民法537条2項(改正後民法537条3項)の類推適用により、受遺者に対して利益享受の意思表示をすることにより、受遺者に対する負担の履行請求権を取得するとされた事例【東京地方裁判所平成30年1月18日判決】
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前田光貴
遺産の中の一部の土地について抗告人に取得させた上で、代償金の支払を命じるなどした原審判の一部を変更し、抗告人の代償金支払能力などを考慮すると、双方の希望と公平な分割を実現するには同土地を共有取得させることもやむを得ないなどとして、共有取得を命じた事例【大阪高等裁判所平成28年9月27日決定】
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前田光貴
亡児の遺骨を改葬した父に対して母が祭祀主宰者の指定及び分骨を求めた事案において、父を祭祀主宰者とし、管理者たる父による改葬を許容し、分骨を認めるべき特別の事情はないとした事例【大阪高等裁判所平成30年1月30日決定】
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被相続人のいとこである申立人2名が特別縁故者に該当することが認められた事例【東京家庭裁判所令和2年6月26日審判】
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妻を受取人とする遺産総額の約4.6倍にあたる死亡保険金(合計2100万円)について、特別受益に準じた持戻しを否定した事例【広島高等裁判所令和4年2月25日決定】
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民法1050条に基づく特別寄与料の処分申立を却下した事例 【静岡家庭裁判所令和3年7月26日審判】
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アルツハイマー型認知症に罹患していた高齢者の妻が、夫の相続に係る自己の相続分を長女に無償で譲渡した契約が、意思能力の欠如により無効であるとされた事例【仙台高等裁判所令和3年1月27日判決】
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事実上の離婚状態にある配偶者は死亡退職金等の受給権者には当たらないとされた事例【最一判令和3年3月25日】
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民法976条4項に基づく危急時遺言の確認の申立てについて、当該遺言が一応遺言者の真意に適うと判断される程度の心証は得ることができるとして、遺言の確認がされた事例【東京高等裁判所令和2年6月26日決定】
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遺言が成立した日と異なる日の日付が記載されている遺言が、直ちに無効となるものではないとされた事例【最一判令和3年1月18日】
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