遺言により相続分がないものと指定された相続人は、遺留分侵害額請求権を行使したとしても、特別寄与料を負担しないとされた事例(最高裁令和5年10月26日決定)
弁護士
下田 俊夫
亡児の遺骨を改葬した父に対して母が祭祀主宰者の指定及び分骨を求めた事案において、父を祭祀主宰者とし、管理者たる父による改葬を許容し、分骨を認めるべき特別の事情はないとした事例【大阪高等裁判所平成30年1月30日決定】
弁護士
前田光貴
被相続人の生前に払い戻された預貯金の一部について、被相続人が認めていた範囲を逸脱した過剰な取得であるとして、損害賠償請求が認められた事例 (東京地裁令和2年3月9日判決)
弁護士
本橋 光一郎
複数の包括遺贈のうちの1つが効力を有しなかった場合におけるその包括受遺者が受けるべきであったものの帰すう(最高裁第二小法廷令和5年5月19日判決)
弁護士
本橋 美智子
公正証書遺言と自書証書遺言が同じ日の午前と午後とに相次いで作成されたケースで、後の自筆証書遺言は真正に作成された有効なものであり、これにより先の公正証書遺言は撤回されたものと判断された事例【神戸地判令1.10.24】
弁護士
下田 俊夫
被相続人のいとこである申立人2名が特別縁故者に該当することが認められた事例【東京家庭裁判所令和2年6月26日審判】
弁護士
前田光貴
遺留分減殺請求権が行使されたとしても、遺言執行者は、貯金債権の全額の解約・払戻しを請求できるとされた事例 (高松高裁令和3年6月4日判決)
弁護士
本橋 光一郎
遺言の有効確認訴訟が信義則に反するとはいえないとされた事例(最高裁令和3年4月16日判決)
弁護士
本橋 美智子
特別縁故者に対する相続財産の分与申立事件において、申立て後、審判前に死亡した申立人の相続人らに相続財産の一部を分与した事例【山口家裁周南支部審判令3.3.29】
弁護士
下田 俊夫
妻を受取人とする遺産総額の約4.6倍にあたる死亡保険金(合計2100万円)について、特別受益に準じた持戻しを否定した事例【広島高等裁判所令和4年2月25日決定】
弁護士
前田光貴