メガ共有(めがきょうゆう)

概要

多数の相続人による共有のこと。
相続が何世代にもわたって発生しているが、不動産の登記名義人を変更しないことから、不動産が多数の相続人による共有状態となっていること。
メガ共有が、所有者不明土地問題の発生原因となっているため、新不動産登記法は、相続により不動産の所有権を取得した相続人に対し、自己のために相続の開始があったことを知り、かつ、当該所有権を取得したことを知った日から3年以内に相続登記の申請をすることを義務づけた(新不動産登記法76条の2)。